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株価に効く人的資本経営とは?元楽天IRが明かす投資家の「本音」

読了目安:9分

人的資本開示の義務化から3年。いま求められているのは、単なる数字の羅列ではなく、経営戦略と連動した「未来の物語」だ。投資家の視点を知ることは、人事施策を企業価値へつなげる鍵となる。楽天やNECグループでIRを歴任し、さまざまな有力投資家にインタビューした『有力投資家が明かす「株価」と「採用」に効く人的資本経営』の著者である市川氏に、投資家が人事組織に寄せる「本音」と、これからの人的資本経営について聞いた。

──人事担当者にとって「投資家」とはどのような存在なのでしょうか?

市川:大企業のCHO(最高人事責任者)でもない限り、投資家と直接対話する機会を持てない人事担当者がほとんどです。そのため、投資家に対して「利益を重視し、人をコストとしか見ていない“怖い人”」という印象がある方もいるのではないでしょうか。今回、書籍を執筆した背景には、そうした先入観を払拭したいという狙いもありました。

私がこれまで対話してきた長期投資家たちは、みなさん「人は価値の源泉」と考える方ばかりです。ただ、人事が社員を「守り、ケアすべき対象」と考える傾向にあるのに対し、投資家はあくまで「稼ぐ力としての人材」という視点が

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WRITTEN BY

市川祐子

マーケットリバー代表取締役

楽天、NECグループで約15年IR(投資家向け広報)、資金調達、東証一部上場準備等に従事。旭ダイヤモンド工業、ウィルグループ、クラシコム、Stroly、ユアマイスターにて社外役員を現任。一橋大学HFLP非常勤講師。著書『2030年会社員の未来』等。

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この記事で紹介した本

有力投資家が明かす「株価」と「採用」に効く人的資本経営

著者:市川祐子 出版社:日経BP
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